- 2009-06-06 (土) 18:57
- 技術書
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シリコンバレーを舞台に、天才プログラマーのドリームチームが挑んだオープンソース開発プロジェクト「チャンドラー」立ち塞がる難題、時間の壁、去り行く同志―混迷する3年間に密着した長編ノンフィクション。
ここ最近では最も評判の良いように見えるソフトウェア読み物です。
何故ソフトウェア開発はうまく行かないことが多いのか?という疑問について、実際のプロジェクト(Chandler:オープンソースのPIM[OUTLOOKみたいなやつ])をたどりつつ、丁寧な考察がされています。
本文でもプログラマ向けの読み物ではないと書かれていますが、ソフトウェア開発を発注する方にぜひ読んでもらいたい1冊だと思います。ちょっと難しいかもしれませんが、資金と時間があれば良いって問題じゃないところなど、考えることが盛りだくさんです。
これだけグダグダなのも珍しいと思いますけどね。
名著”人月の神話”などからの引用も多いので、未読の方はこちらから読んでみるのも良いかと思います。
訳はまあ及第点ですが、パール(Perl)やチャンドラー(Chandler)などアルファベットの方が良いんじゃないかなって言葉(逆もしかり)も結構多かったですかね。言語やプロダクト名のカタカナ表記って結構違和感なんですが。
しかし取り上げたプロジェクトが Chandler っていうのはどうなんでしょう?
日本だと技術者でもあまり知らないと思うんですけど…。
ハードカバーで持ち運びし難いっていうのが難点といえば難点です。
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