- 2011-06-29 (水) 22:25
- 雑記
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最近見た DVD が面白かった(?)ので紹介。
舞台はとあるアメリカの閉鎖的な田舎。
ある日、町は嵐に襲われます。嵐の去った翌日、アーティスト(絵描き?)の主人公は妻を家に残し、息子と隣人の弁護士とともにスーパーマーケットへ買出しに行きます。
嵐のせいでスーパーマーケットには多くの人が買い物に訪れています。
そこに血まみれの男性が飛び込んできます。霧の中になにかいる、と。スーパーマーケットは深い霧に包まれます。
1人の客が霧の中に向っていったところ、悲鳴を残して消えてしまいます。人々はスーパーの中で待機することにしますが…
スーパーマーケットという閉鎖空間。
そして田舎であるため、そこに集まった人々の多くが顔見知り。
ここまで見ると、心理サスペンスなのかな、と予想しますね。
ネタバレしないと話にならないので以下ネタバレです。ご注意。
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ネタバレで簡単にまとめちゃうと、
「色々対立してもうやだーとなった主人公一行5人はスーパーから出て、車で逃げることにしたんだけどガス欠しちゃって、どうしようかと悩んで怪物に殺されるくらいならと主人公は他の4人を射殺して、弾がなくなったから車の外に出て覚悟を決めたら、霧が晴れて軍が怪物を焼き払ってましたよ」
って映画です。
救いのない映画ですね。
まあ個人的な感想としてはそれほど凹むものではなかったと思います。
やっぱり主人公に共感できなかったんですよ。
車で逃げよう→ガス欠だー→死ぬしかない
で自分の子供まで射殺する始末です。共感する要素がないですもん。
でもやっぱり気持ち悪い。この気持ち悪さは何だろうと Web の感想、レビューを読んでみました。
ある人はこのスーパーマーケットというのはアメリカそのものを表していると言うのですね。
そしてその外の霧、怪物は未知なるもの、例えばテロリストなどを表している、と。
つまりスーパーマーケット内での人々の対立はアメリカが内部に抱える問題だったりするわけです。
うーん。なるほど。こういった見方はできませんでした。
この辺も踏まえて見てみると、すごく解釈が難しいことがあります。
ラストシーンで軍が救出して運ばれていく人々の中のある母子の姿を見て、主人公は呆然とします。
この母親は序盤に登場します。
最初にスーパーに霧から逃れて閉じこもったときにこの母親は言います。「家に子供を残してきた。家に帰るのに協力してほしい」と。しかし、すでに霧の危険性がはっきりしていたため、みんな目を逸らして拒否するわけです。主人公もしかり。母親は人々に「地獄に落ちろ」と言い残して霧の中に消えていきます。
なのでラストの演出を見ると、「母親を助けていれば自分も助かったはずだ。助けなかったから母親の言うとおり地獄に落ちたんだ」という感じを受けました。
これがこの映画の気持ち悪さなのかなぁと思いました。
あの場面で霧の中に入っていくのは危険でしたから、私も見ていて死亡フラグだと思いましたし、「地獄に落ちろ」の捨て台詞とかちょっと自分勝手だとさえ感じました。
でも助かってるんですよ。結果として。
それがアメリカの正義なの?という気持ち悪さ、かな。
長々と書いてしまいましたが、暇つぶしには十分な映画でしたね。うん。
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