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島田荘司

読書:最後の一球

「母親が自殺を計った。幸い命はとりとめたのだが、理由を知りたい」山梨から来た青年に、相談を受けた御手洗潔。彼は翌日現地を訪れ、原因が母親の巨額の借金にあることを突き止める。無知につけ込み、法を悪用して暴利を貪る金融業者。仮に裁判をしても敗訴は必至―さすがの御手洗も頭を抱えるが、後日突然彼女の訪問を受け、あまりに意外な顛末を知らされる…。

御手洗シリーズ。

島田荘司氏の作品には多い、社会的な問題をテーマにするミステリ。
今回のテーマは悪徳金融業者。

タイトルの「最後の一球」を、どう結びつけるのか楽しみにしてましたが、まあそのままでした。

とはいえ、本書はその半分以上が手記という構成であり、謎解きがメインになっているわけじゃないです。なので、氏のファンはともかく、ミステリとして読むと微妙かも。

最後の一球 (講談社ノベルス)
最後の一球 (講談社ノベルス)

読書:摩天楼の怪人

助教授ミタライ。
過去の事件の扱いかたなど、占星術みたいな展開です。うおっと、ネタバレしちゃうかな。

序盤はすごく雰囲気でてて面白げなんですが、謎解きとかになるとちょっと物足りないかも。
なんかもっとぶっとんだというか、奇想天外なものを期待してたので。
それでも作者の気合を感じられる長編です。文庫になってからでも良いと思いますけどー。

#中盤に挿入されるあの話はなんだったのでしょ。

摩天楼の怪人 (創元クライム・クラブ)
摩天楼の怪人 (創元クライム・クラブ)

読書:UFO大通り

読書週間なので、読んでいなかった島田荘司さんの作品を読んでみました。
UFO大通りと傘を折る女の2篇を収録。

■ UFO大通り
島田荘司さんらしい1篇です。
いかにもぶっとんだ事件が発生し、それを理論的に説明付ける御手洗潔、という流れ。
さらには当時?の社会的なものも取り入れられています。今頃読むと、そんなのもあったねーと感傷に浸れますよ!

ちょっと切ない事件。

■ 傘を折る女
ささいなキッカケからその裏の殺人事件にたどり着く、という探偵ものお決まりのストーリー。
なんかちょっと騙されてる気もしましたが、なかなか面白かったです。

ラストの刑事がちょっと格好良いのは、警察は優秀だというメッセージなのかな。

UFO大通り (講談社ノベルス (シC-25))
UFO大通り (講談社ノベルス (シC-25))

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