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有栖川有栖

読書:妃は船を沈める

作家アリスシリーズ。中編2つ。

まったく別の2作品というわけではなく、登場人物や舞台が共有されています。
古典ホラー“猿の手”が中心になったミステリ。

新キャラが出てきたりと、シリーズを通して読んでる人にはたまらない部分もあるのですが、全体としてはちょっと物足りないかな。

妃は船を沈める
妃は船を沈める

読書:火村英生に捧げる犯罪

京都で、30歳のエステティシャンが扼殺された。ほどなくして、大阪府警に「これは火村英生に捧げる犯罪だ」という文面の挑戦状が届く。一方、作家の有栖川有栖のもとには「先生に盗作されたと言っている人物がいる」との怪電話が……。気鋭の犯罪社会学者・火村英生と、ワトソン役の作家・有栖川有栖が登場する人気シリーズ。表題作含む短篇4本、そして携帯サイトに掲載された掌篇4本の計8本、本格ミステリーの旗手の精緻かつ洒脱な作品世界にどっぷりお浸かり下さい。

作家アリスシリーズ。短編集。
表題でもある「火村英生に捧げる犯罪」は設定を見ると、面白そうな長編になりそうですが、すごい結末の短編。

8編収録でなんとなくコメディ的なノリですが、バラエティに富んでいて飽きないのはさすがです。
本文中のワトソン役について”何もかもお見通し”っていうのは皆思っているんじゃないかな。

単行本って値段はともかく、持ち運びし難いのがなんとも…。

火村英生に捧げる犯罪
火村英生に捧げる犯罪

読書:乱鴉の島

作家アリスシリーズ。
本格ミステリベスト10の第1位というだけあってまさに本格ミステリ、といった感じです。
いわゆる動機はどっかその辺に投げ捨てて、ロジックで”貴方しかいない!”みたいな。

孤島が舞台ですが、あまり緊張感がなく、サスペンス的ではないのが特徴。
ロジックはシンプルでごまかされてる感はないものの、ちょっと物足りないかもです。それでも解決編の追い込みとかは面白い。

シリーズものですが、これ1冊でも読めるので有栖川氏を未読の方もぜひに。

乱鴉の島 (講談社ノベルス)
乱鴉の島 (講談社ノベルス)

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